船に乗れ!
先月、インフルエンザで外出禁止のときに、病床で読んだのが、手塚治虫の『ブッダ』文庫版12巻と、この藤谷治『船に乗れ!』3巻。病んでるときに、『ブッダ』は心に染みました。今書いてて、初めて気付いたけど、ふたりとも作者の名前が、オサム!
『船に乗れ!』は、音楽を志す高校生の話。のだめ前夜って感じです。音楽を続けて、コンクールで優勝したり、音大に入学したり、音楽を仕事にして続けられたり、そんな人たちは、ごく一部で、その下に累々と、途中であきらめた人たちの挫折がある。主人公のサトルは、恵まれた環境にいながら、チェロをあきらめたひとりで、中年にさしかかった彼の高校時代の回想で物語は進みます。
音楽とスポーツと、舞台にたてるプレイヤーの数に限りがある、選ばれる、練習する、才能がある、ということで似ているなと思った。才能がある人には、かなわないけど、近くで見ていたいと思う。途中でやめたこと、たくさんある。これから先、どんなことだったら続けられるだろう。ナンバーワンになりたいという気持ちを忘れず、いろいろトライし続けよう。
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