雨月物語
働いているときに、たくさん疑問があったので、4月から映画の学校に通っています。学校の先生にも、現場と学校を数年単位で行き来しているという方もいて、やっぱり大学だけでは学びきれないことも多いし(っていうか、あんなに楽しい所では、学ぶモチベーションは低いし)、働いている時は、目の前のことで精いっぱいなので、数年をとって、大きな枠組みとか、理論的なものを学んで、また実践で応用していくという働き方は面白いと思うのですが、まだまだ一般的ではないかな? どうでしょう。しかし、よっぽど優秀じゃないと、再び働きたいと思っても帰る場所がないというリスクが伴いますね。
今、シナリオ分析という授業のレポート作成中ですが、かなり行き詰まり・・・現実逃避してます。原作ありの映画をドラマツルギー的に分析せよというのが課題です。ドラマトゥルギー・・・?????
私が選んだのは、溝口健二監督『雨月物語』です。京マチ子が、蛇女役ですが、まさしく妖怪で怖すぎます。
上田秋成の『雨月物語』もさらっと読みましたが、「世にも奇妙な物語」ですね。いつの世も人の欲やら、浮ついた気持ちが、妖怪のようなものを引き寄せてしまうのでした。ちゃんちゃん。あー課題に戻ろう。
蛇足ですが、上田秋成の『雨月物語』は短編集で、そのなかの「浅茅が宿」と「蛇性の婬」というお話がミクスチャーされて、それにモーパッサンの短編「勲章」のエッセンスが加わったのが、映画の『雨月物語』です。
このあいだ久しぶりに、黒澤明監督『羅生門』を見て、「この話って『羅生門』じゃなくない?『羅生門』てば、おばあさんが、死体の髪の毛を抜く話でしょう」と重ちにメールしたらすかさず「これは『藪の中』ですから」、とご返信いただいて満足でした。あの時代って、同じ作者の違う話を、ちょっとだけ混ぜるっていうのが流行ってたのかしら。
さらに余談ですが、そのあとさらに、「『藪の中』といえば、数年前(調べたら12年前だった!)、天海祐希で映画化されてたよね?」と聞いたら「それは『MISTY』で、しかも宝塚退団直後で、小さい事務所だったので裸になってた」との情報をいただきました。博識感謝&天海祐希ますます気になるね!
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