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2009年6月29日 (月)

雨月物語

働いているときに、たくさん疑問があったので、4月から映画の学校に通っています。学校の先生にも、現場と学校を数年単位で行き来しているという方もいて、やっぱり大学だけでは学びきれないことも多いし(っていうか、あんなに楽しい所では、学ぶモチベーションは低いし)、働いている時は、目の前のことで精いっぱいなので、数年をとって、大きな枠組みとか、理論的なものを学んで、また実践で応用していくという働き方は面白いと思うのですが、まだまだ一般的ではないかな? どうでしょう。しかし、よっぽど優秀じゃないと、再び働きたいと思っても帰る場所がないというリスクが伴いますね。

今、シナリオ分析という授業のレポート作成中ですが、かなり行き詰まり・・・現実逃避してます。原作ありの映画をドラマツルギー的に分析せよというのが課題です。ドラマトゥルギー・・・?????

私が選んだのは、溝口健二監督『雨月物語』です。京マチ子が、蛇女役ですが、まさしく妖怪で怖すぎます。

上田秋成の『雨月物語』もさらっと読みましたが、「世にも奇妙な物語」ですね。いつの世も人の欲やら、浮ついた気持ちが、妖怪のようなものを引き寄せてしまうのでした。ちゃんちゃん。あー課題に戻ろう。

蛇足ですが、上田秋成の『雨月物語』は短編集で、そのなかの「浅茅が宿」と「蛇性の婬」というお話がミクスチャーされて、それにモーパッサンの短編「勲章」のエッセンスが加わったのが、映画の『雨月物語』です。

このあいだ久しぶりに、黒澤明監督『羅生門』を見て、「この話って『羅生門』じゃなくない?『羅生門』てば、おばあさんが、死体の髪の毛を抜く話でしょう」と重ちにメールしたらすかさず「これは『藪の中』ですから」、とご返信いただいて満足でした。あの時代って、同じ作者の違う話を、ちょっとだけ混ぜるっていうのが流行ってたのかしら。

さらに余談ですが、そのあとさらに、「『藪の中』といえば、数年前(調べたら12年前だった!)、天海祐希で映画化されてたよね?」と聞いたら「それは『MISTY』で、しかも宝塚退団直後で、小さい事務所だったので裸になってた」との情報をいただきました。博識感謝&天海祐希ますます気になるね!

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コメント

私がフィーチャーされている。
なんだかくすぐったいです。

確かに昔から舞台役者が映像世界に行くと、いい味を出したり、脇を固めたりするよね。
舞台は鍛えられるんだろうね。
まだまだ未知の世界、色々知りたい世界だね。

投稿: rie | 2009年7月 2日 (木) 10時52分

黒とかげ~♪見てきたよ。不眠症の月!凍った刺青!
すごかった…!!
監督さんは、昔行ってたお料理教室の先生のお父上のようです。前にフィルムセンターに行ったときに、展示でかけられていた、井上梅次監督作品というのも、宇宙服みたいなの着た人たちが、バレエっぽいのを踊り続けるというかなり前衛的なものだったので、この不思議なミュージカルぶりも納得。
なにげに、食いしん坊は用心棒~♪という歌が気に入っています。

投稿: 喜 | 2009年7月 6日 (月) 14時37分

私がみたやつは深作欣二作品だったから、違うやつだね。
緑川夫人が京マチ子のやつだよね?
井上梅次って、月丘夢路の旦那だっけ?

投稿: rie | 2009年7月 6日 (月) 15時30分

そっか!!もうひとつの黒とかげね!
深作バージョンも見てみるわ~
そうです。緑川夫人が京マチ子。
そして、月丘夢路ビンゴです。よくご存じで。
絵美先生のブログによくお母さんの夢路さん出てきますが、美しいですよ。

投稿: 喜 | 2009年7月 6日 (月) 16時24分

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